アートイベント「つきのまちシアター」
photo:内藤雅子(SUNDAY photo studio)
月潟の中心にある商店街を歩き、ふと小道に入る。しばらく歩くと見える廃墟のような倉庫と家。ただの倉庫にしては、不思議な雰囲気を漂わせている。出来心で中を覗けば、そこにはかつて町のエンターテインメントの中心であった元映画館「月潟劇場」
月潟地域では、6月に「月潟まつり」、9月に「月潟大道芸フェスティバル」を開催。「先ずは獅子 勇みの技 獅子勇みの技〜」この口上と共に、地域の鎮守白山神社境内で角兵衛獅子が舞われます。舞っているのは角兵衛獅子保存会の子どもたち。感染症の流行以前には、歩く隙間がない程に観覧者が溢れていました。
しかし、子どもたちの旅稼ぎは、明治時代の社会で存続ができなくなり、一度は姿を消した歴史もあります。
月潟地域の郷土芸能や物産の資料を展示している新潟市が管理する施設。中でも、ほとんど残っていないとも言われる角兵衛獅子の希少な資料を展示・公開している唯一の場所。特に、角兵衛獅子が映画化された「鞍馬天狗 角兵衛獅子」で美空ひばりの演じた杉作少年の等身大蝋人形はここにしかない見どころ。
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